抗がん剤で生理が止まり、ホットフラッシュがつらかった話|寝汗と臭いに悩んだ体験談

乳がん

抗がん剤を始めてから、しばらくして生理が来なくなりました。

もともと生理不順なところはあったけど、1クール目で髪の毛が抜け始めた頃には、完全に止まっていた気がします。

お医者さんに聞くと、

「抗がん剤の影響かもしれないね」

と言われました。

その時はそこまで深く気にしていなかったけど、あとから思えば、体の変化はそこから一気に来ました。

生理が止まり、寝汗がひどくなって、その後はホットフラッシュにも悩まされるようになりました。

この記事では、抗がん剤治療中に私が経験した生理の変化や、寝汗、ホットフラッシュについて振り返ります。

抗がん剤で生理が止まることはある?

抗がん剤治療では、卵巣の働きが低下することで、月経が不規則になったり止まったりすることがあります。

また、女性ホルモンの分泌が減ることで、ほてりや発汗など、更年期に似た症状が現れることもあります。

私の場合も、抗がん剤治療が始まってから生理が止まり、その後、寝汗やホットフラッシュを強く感じるようになりました。

※抗がん剤による月経への影響には個人差があります。治療内容や年齢などによっても異なるため、気になる症状がある場合は主治医に相談してください。

【参考】
国立がん研究センター がん情報サービス
・「妊孕性 女性患者とその関係者の方へ」
・「ほてり・のぼせ・発汗(ホルモン低下による症状)」

最初に感じた異変は、ひどい寝汗だった

最初に異変を感じたのは寝汗です。

夜中、気づくと枕がびとびと。

それもただの汗じゃなくて、本当にびっくりするくらい臭い。

「え、なにこれ……?」

って。

例えるなら、

「汚染されたものが私の体から出てきたの?」

って思ってしまうくらい、私には悪そうな臭いに感じました。

もちろん、本当に体から「悪いもの」が出ていたという意味ではありません。

でも当時の私には、そう思ってしまうくらい強烈だったんです。

ちょっと絶望するレベルでした。

寝汗のあとにホットフラッシュが始まった

そこからだったと思います。

ホットフラッシュが始まりました。

急に顔から上に「ぼあっ」と熱が上がってくる感じ。

一気にカーッと熱くなって、少し息苦しいようなしんどさもある。

それが数分おきに、上がったり下がったりを繰り返します。

「暑い」というより、自分の意思とは関係なく、突然体の中から熱が押し寄せてくるような感覚でした。

夏のホットフラッシュは本当につらかった

特にきつかったのは夏。

ただでさえ暑いのに、常に額に汗をかいているような状態で、体力的にもかなり消耗しました。

暑いだけでもしんどいのに、そこへ突然カーッと熱くなる。

汗も出る。

落ち着いたと思ったら、また熱くなる。

夏の間は、本当にしんどかったです。

逆に冬は少しありがたかった

逆に冬は少し意外でした。

私はもともと寒がりで、どちらかといえば夏の方が好きだったのに、この時期だけは冬がありがたいと感じるようになりました。

暖房をあまりつけなくても平気で、むしろちょうどいいくらい。

「あれ? 私って暑がりだったんかな?」

体の変化って、こんなに感覚まで変えるんだと驚きました。

ホットフラッシュと寝汗に実際にやっていた対策

正直、劇的に楽になる方法はありませんでした。

ただ、それでも少しでもマシにするために、いくつかやっていたことがあります。

着替えはいつも準備しておく

汗をたくさんかくうえに、私は臭いもかなり気になりました。

すぐに着替えられるように、着替えを準備しておくのは必須でした。

寝るときはアイスノンを使う

頭や首元を冷やすだけでも、少し楽になりました。

寝汗もひどかったので、暑い時期はかなり助けられました。

肌触りのいいタオルケットを使う

汗をかいて何度も目が覚めるので、寝具の肌触りも気になるようになりました。

ちょっとしたことだけど、少しでも気持ちよく眠れるものを選ぶだけで違いました。

冷房は我慢しない

「冷やしすぎたらよくないかな」と我慢するより、私は冷房を使った方が楽でした。

ただでさえホットフラッシュで消耗しているので、無理して暑さまで我慢しないようにしていました。

桂枝茯苓丸料(漢方薬)を処方してもらった

病院では、桂枝茯苓丸料という漢方薬も処方してもらいました。

漢方なので「食後」ではなく「食間」に飲むよう指示されていました。

これがなかなか慣れなくて、正直よく飲み忘れて、薬が溜まってしまったこともあります。

効果については、

「劇的に効いた!」

とは言いにくいです。

私の場合は、「少しは楽になったかもしれない」という感じでした。

※薬の効果や飲み方には個人差があります。漢方薬も含め、服用については医師や薬剤師に相談してください。

「いつ終わるんだろう」と思っていた

「そのうち慣れてくるよ」

と言われるようなこともあるかもしれません。

でも、私の場合は「慣れてくる」ということはありませんでした。

ただただ、ずっとしんどい。

「これ、いつ終わるんだろう」

って、かなり絶望的な気持ちになることもありました。

抗がん剤そのものが終わっても、体の変化まで全部すぐ元に戻るわけではありません。

先が見えないことも、つらさのひとつだったと思います。

今振り返って思うこと

今は少しずつ落ち着いてきて、また寒いのが苦手な感覚も戻りつつあります。

「ああ、私、やっぱり寒がりだったんだな」

と思います。

あの時の体の変化は、本当にしんどかった。

でも、もし今、抗がん剤治療中に突然生理が止まったり、寝汗やホットフラッシュに悩んでいる人がいるなら、

「こういうこともあるんだ」

と知るだけでも、少し気持ちが楽になるかもしれません。

私も当時は、

「この寝汗は何?」
「なんでこんなに暑いの?」
「いつまで続くの?」

と思っていました。

治療中の体には、本当にいろいろな変化が起こりました。

これはあくまで私自身の体験ですが、同じような症状に戸惑っている方にとって、ひとつの体験談として参考になればうれしいです。

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