乳がんの経過観察で、骨シンチを受けてきました。
私はこれまで、骨シンチを9回くらい受けています。
注射以外に痛みのある検査ではありません。
それでも、何回受けても「怖い!」と思う瞬間があります。
それは、撮影するカメラが顔に近づいてくるところ。
「大丈夫。ぶつかることはない」
頭ではそう分かっているのに、鼻のすぐ近くまでカメラが迫ってくると、
「このまま押しつぶされるんじゃないか」
という怖さが湧いてきます。
毎回「今日は目を閉じていよう」と思うのですが、どこまで近づいてきたのか気になって、つい目を開けてしまいます。
そして心の中では、
「ぎょえー!」
何回受けても、ここだけは慣れません。
この記事では、骨シンチの予約時の説明から、薬剤の注射、約2時間の待ち時間、そして約50分の撮影まで、私が実際に受けている流れを書いてみます。
骨シンチってどんな検査?
骨シンチ(骨シンチグラフィ)は、放射性医薬品を注射し、その薬が骨に集まる様子を専用のカメラで撮影する検査です。
私は乳がんの経過観察で、この検査を受けています。
初めて受けるときは、なんとなくPET-CTのような検査を想像していました。
でも、実際に受けてみると検査の流れは少し違いました。
私が受けている骨シンチでは、まず薬剤を注射し、そこから約2時間待って撮影します。
病院によって待ち時間や撮影時間などは異なるため、実際に検査を受けるときは病院からの説明を確認してくださいね。
予約時に説明を受けて同意書を書く
骨シンチの予約をすると、看護師さんから検査についての説明があります。
私の場合は同意書に署名し、そのコピーを控えとしてもらいます。
そのときに、
・検査当日は水やお茶を500ml以上飲むこと
・しっかり尿を出すこと
・来院できなくなった場合は必ず連絡すること
などの説明を受けました。
検査に使う薬剤を用意する関係で、来院できなくなった場合は連絡してくださいとのことでした。
骨シンチ当日|12時まで仕事をして病院へ
この日は12時まで仕事をして、そのまま病院へ向かいました。
12時半ごろに受付を済ませ、看護師さんと検査をする場所へ移動します。
まずは採血。
そのあと、骨シンチに使う薬剤を注射しました。
私は採血や注射で気分が悪くなりやすいため、最初からベッドに横になった状態でやってもらっています。
「採血が苦手です」
「気分が悪くなることがあります」
という人は、我慢せずに伝えておくといいと思います。
13時ごろには、採血と薬剤の注射が終わりました。
薬剤を注射したら約2時間待つ
薬剤を注射したら、すぐに撮影するわけではありません。
私の場合は、そこから約2時間の待ち時間があります。
その間に、水やお茶を500ml以上飲んで、しっかり尿を出すようにしています。
私が受けている骨シンチでは食事制限は特に言われていないため、お昼がまだのときは、この待ち時間に昼食を食べることもあります。
以前、病院の向かいにあるスーパーのフードコートまで行って、お昼ご飯を食べたこともありました。
ほかには車に戻ってお昼寝したり。
2時間ずっと検査室の前で待っているわけではないので、私はわりとのんびり過ごしています。
ただし、待ち時間の過ごし方や食事については病院によって指示が異なる可能性があるため、受診する病院の説明に従ってください。
撮影前にトイレを済ませて検査着に着替える
約2時間たったら、いよいよ撮影です。
まずトイレを済ませます。
骨シンチでは膀胱にたまった尿が画像に影響することがあるため、撮影直前の排尿は大切です。
そのあと更衣室で検査着に着替えます。
私が受けている病院ではブラジャーは外します。
マスクと下着のパンツは着けたままで大丈夫でした。
アクセサリーなどについても、病院の指示に従ってください。
撮影時間は約50分|ずっと同じ姿勢で動かない
この日は15時ごろから撮影が始まりました。
検査台に仰向けになり、撮影中はずっと同じ姿勢です。
私の場合は、動かないように腕を軽くベルトで固定されます。
そして、カメラが体の上をゆっくり移動しながら撮影していきます。
撮影時間は約50分。
「動かないでください」と言われると、逆に動きたくなるような気がしてしまうのは私だけでしょうか。
痛みはありません。
ただ、私にとってここからが骨シンチ最大の難所です。
何回受けても怖い|カメラが鼻のすぐ近くまでやってくる
カメラがだんだん顔に近づいてきます。
そして顔のところでは、鼻から数cmくらいじゃないかと思うほど近くまでやってきます。
これが怖い。
もちろん、本当に押しつぶされるわけではありません。
頭では分かっています。
分かっているのに、カメラが迫ってくると、生存本能なのか、
「危ない!」
と体が反応するような怖さがあります。
骨シンチはこれまで9回くらい受けていますが、ここだけは何回受けても慣れません。
毎回、
「今日は目を閉じていよう」
と思います。
でも気になって、つい目を開けてしまう。
そして目の前まで来たカメラを見て、
「ぎょえー!」
と心の中で叫んでいます。
鼻の難所を越えたら「ふぅ……」
そんなカメラも、いつかは顔のところを通り過ぎます。
すると、
「ふぅ……」
私の中では、ここで最大の難所終了です。
そこからも撮影は続くので、じっとしていなければなりません。
でも私は、
「よし、もう寝てしまおう」
と思っています。
実際、途中の記憶がないこともあるので、もしかしたら本当にグーグー寝ているのかもしれません。
怖いのは、ずっとではありません。
私の場合は、カメラが顔に近づいてくるあの瞬間が圧倒的に怖いです。
約50分の撮影が終わったら、あっさり終了
約50分の撮影が終わったら検査終了です。
私はこれまで9回くらい骨シンチを受けていますが、今のところ追加撮影になったことはありません。
撮影が終われば着替えて、そのまま終了。
50分じっとしていたわりには、最後は意外とあっさり解散です。
骨シンチは怖い?9回受けた私の感想
骨シンチそのものは、注射以外に痛みのある検査ではありませんでした。
ただ、
・採血や注射が苦手
・長い時間じっとしているのが苦手
・機械が顔の近くまで来るのが怖い
・狭いところや圧迫感が苦手
という人には、少ししんどく感じるところがあるかもしれません。
私の場合、9回くらい受けてもカメラが鼻の近くまで来る瞬間だけは、いまだに怖いです。
それでも、そこを通り過ぎれば「ふぅ……」。
あとは寝てしまおうと思えるくらいです。
これから初めて骨シンチを受ける人に、
「こんな流れなんだ」
と少しでもイメージしてもらえたらと思います。
検査そのものより、結果を聞くときはやっぱり緊張する
そしてもうひとつ。
骨シンチを何回受けても慣れないものがあります。
検査結果を聞くときの緊張です。
カメラが鼻に迫ってくる怖さとは、また種類が違います。
こちらは「今回も大丈夫だろうか」と考える怖さ。
乳がんを経験してから時間がたっても、検査結果を聞くときはやっぱりドキドキします。
でも、結果が出るまでずっと不安の中で過ごしていても仕方ありません。
検査を受けるところまでは、ちゃんと受けた。
あとは結果を聞く日まで、なるべくいつも通りに。
毎日を平和に過ごしていきたいと思います。


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