傷が少しずつ少しずつ癒えて来た頃
診察室で先生に今後のスケジュールについて説明があった
『傷が落ち着いたら、次は抗がん剤ですね』
その瞬間、マジでそれやらなきゃいけないの?って思った
今まで生きてきて抗がん剤というものについての
良い印象は全然なくて
怖い 恐ろしい
私の体どうなってしまうの 副作用は?
それから数日は抗がん剤について
ずっとググっていた
乳がんブログの抗がん剤・副作用の部分だけを
やたら調べてしまう
検索すればするほど
まるで自分の未来を予言されているような
そんな気持ちになった
あの頃の私はきっと
冷静ではなく
悪いほう悪いほうに流されていったような気がする
8年経った今なら
乗り越えた自信と治療に対する
感謝の気持ちでいっぱいなんですけど
あの頃は手術の時よりも黒い感情に
押しつぶされそうな日々でした
そう、これって『標準治療』というものなんです
よく言われていますが
『標準』って言葉がなんだか頼りないけれど
たくさんの臨床試験の積み重ねで
『今の時点で、一番効果が高いと証明されている治療』のこと
ただ漠然と辛い治療を勧められているわけではないのです
あの頃の私は
冷静ではなかったけれど
素直に治療を受けることが出来て本当によかった
体の中のことだからよく分からないけれど
今はとりあえずピンピンしていて
毎日当たり前のように普通に暮らせている
治療を迷う方がもしいらっしゃったのなら
少しでも参考になれば嬉しいです
もちろん副作用はありましたし
それについてもお話はしていきたいと思っていますので
良かったら読んでいただけたら
励みになりますし嬉しいです。


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